【パーソナル健康学】No.346 (2015.7.21)
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FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
今日は、パーソナル健康学の
「パーソナル」について。
personal=自分の、個人の、個性の、個人的な
personality=パーソナリティ
person=人、個人
パーソンの語源は、
ラテン語の「persōna」が語源で
「仮面」の意味を持ちます。
いわゆる「ペルソナ」です。
本来の自分ではない「仮面」と
揶揄されることもありますが、
僕自身は、
仮面はたいへん重要だと
考えています。
仮面=役割は、
社会生活が円滑に進むための
現代人の大発明、くらいに考えているのです。
※ ※ ※
たとえば、レストランのウェイトレスさんが、
「私は仮面はイヤ、ありのままを生きたいから」
と言って、まーったく注文を取りに
来てくれなかったら困るでしょうし、
バスの運転手さんが、
「今日は目的地へは行かない、
それが自由への扉だから」
と言って好きなように
運転されたら困るでしょうし、
お坊さんがお葬式中に
木魚で Let It Go を奏でだしたら、
やっぱりちょっと、困ります。
役割には、
それぞれその役割への
期待があり、
役割を演じる者は、
その期待に応えていくからこそ、
ものごとはスムーズに運ぶ
という社会の現実があります。
※ ※ ※
【ペルソナとのつきあい方5か条】
1.いやいやではなく、
自分で選んだ役割は全うする。
2.どうせやるのなら、
なるべくご機嫌に全うする。
(せこいマネはしない)
3.しかし、それがすべてではない、
私には、ほかにもペルソナがある。
・パートでレジ打ちをしているが、
ご主人にとっては女神のような奥さん
・普段は医師だが、週末はミュージシャン
・整体師だが、プロ級のガーデナーである、
など
4.そんなペルソナを行ったり来たり、
ちゃんとモードを切り替え、
5.その中心にはいつも、
心地よい状態を保っている。
そう。
ペルソナモードを使い分け、
真ん中にはいつも、
自分のニュートラルがある。
そんなギアチェンジが
しっかりできている人って
かっこいい。
そういう人は、どんなペルソナにも、
押しつぶされることはありません。
モードからモードへ
気分を引きずらない上手な
転換がはかれるマインドこそ、
素敵な生き方、過ごし方。
ペルソナは脱ぐものではなく、
付け替えを楽しむもの・・・。
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◎編集後記
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ペルソナは
付け替えを楽しむもの・・・
昔遊んだ、
バービー人形を思い出しました。
真ん中にある部分はズラさず、
色んな顔の私を楽しむ。
そんな生き方、かっこいいですね♪
ー 剱悠子
PS
でももし、自分の
ニュートラルな状態が
分かりにくいとしたら、、、
こちらのDVDを
参考にしてみてくださいね