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FROM 川嶋朗

どのような対策をとれば
アルツハイマー病になりにくい体に
なれるのでしょうか。

それにはまず、「有酸素運動を
日々の生活にとり入れる」ことです。

アメリカ・ワシントン大学では、
60代以上の高齢者の運動習慣と
認知症発症の関連を調べ、

週3回以上の定期的な運動をする人は、

そうでない人に比べ、
認知症全体とアルツハイマー病のリスクが
約3割現象することを確かめました。

これ以外にも、
軽いジョギングやウォーキングが

アルツハイマー病だけでなく、
生活習慣病予防に効果があるという研究結果が
国内外で数多く発表されています。

週2〜3回、1日20分程度でかまわないので、
近所を散歩する習慣をつけましょう。

手足を動かして全身運動することで、
脳の血流がよくなり、

血液中のコレステロール値を
下げる働きもあります。

運動に加えて、
「脳を使うことも有効」です。

認知症やアルツハイマー病で

一番先に衰える前頭前野を刺激する
「脳トレ」をとり入れましょう。

1つは的当てゲームです。

ゲートボール、ダーツ、ボーリングなど、
的を狙うゲームを楽しんですること。

もう1つは、新聞、本などを音読すること。

必ず解ける単純な算数問題を100問解き続ける
「百ます計算」も前頭前野を刺激します。

これは、やってみると大変です。
本当にボケていたらできないことばかりです。

これを、ご家族から
本人にしてもらうようにする。

この方法で、寝たきりの人が改善した、
という報告もあるぐらいです。

そして、ふだんから
料理をする時間を設けること。

料理は、レシピを考え、段取りを考え、
そして手を動かす。

この一連の作業が、前頭前野を刺激して、
脳を活性化させます。

女性がボケにくいといわれるのは、

この複雑な過程を踏む料理をしているからだ
といわれています。

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◎編集後記
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料理は好きですか?

私は…正直面倒くさいと思うこともしばしば。

お金と時間のやりくりをしながらの
料理って、本当にたいへんですよね。

でも、今回自分のための
「頭のエクササイズ」だと思って
楽しんで取り組めたらいいなと思いました。

ー 三浦ともこ

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