FROM 剱 悠子
おはようございます。
パーソナル健康学サポートチームの剱(つるぎ)です。
< 今日のラグビー情報 >
ラグビー日本代表は今日、愛知の豊田スタジアムで
サモアとの試合があります。
サモアといえば、「シヴァ・タウ」。
先住民族が戦いの前に行う伝統舞踊を
試合前に披露してくれます。
今夜の試合は19時15分から
日テレ系のテレビ局で放送されますので、
この迫力のある儀式も楽しみながらご覧くださいね!
(↑何アピール?)
この儀式、英語では「ウォー・クライ」と呼びます。
ポリネシアの国々が行う儀式で、
トンガは「シピ・タウ」フィジーは「シビ」
という伝統舞踊を見せてくれます。
が、1番有名なのは、やはり、
ニュージーランドの「ハカ」。
ポリネシアの国々の先住民族は、
この儀式によって、大地に眠る祖先を
自分たちの魂に宿らせてくれると信じています。
彼らの文化であり、アイデンティティーであり、
精神であり、信念が一体となる儀式は、
自分自身やチーム、国に対する
誇りの現れのようにも見えますね。
ニュージーランドのラグビー代表は
「オールブラックス」という愛称で呼ばれています。
ラグビーの世界ランキングは1位。
ラグビーだけでなく、
スポーツ全体を通して見ても、
あらゆる点で最強のチームだと言われています。
その強さの秘密は何か。
もちろん、歴代の選手それぞれが生まれ持った
体格、才能、能力が高いこともあるでしょう。
でも、それだけではありません。
才能のある選手をどれだけ集めても、
個人に「品性」が備わっていなければ、
うまくいかないもの。
以前、
オールブラックスのコーチをしていた人が、
その後に移ったチームの編成について
こう言っていました。
「メンバーの選抜は慎重に行った。
直感を裏づけるため、マトリクス図を利用した。
ラグビーには選手の品性を判断するための
統計データがあり、それが私たちの
求めていたものだからだ。」
「品性」は、選抜の基準になるぐらい
大切なことなのです。
現に、オールブラックスの選手は試合後、
自分たちのロッカールームを掃除して帰ります。
他の人がしなくてもいいように、
自分たちの面倒は自分たちで見るのです。
日常生活で「品性」を養っていけば、
試合中にも、ふさわしい行動が取れます。
自分勝手な行動をしたり、
才能におごっていたりすると、
「品性」は身につきません。
プレーに対する絶対的なプライドと、
重要な任務を遂行するための完全な謙虚さを
兼ね備えた「品性」のある個人の集団であること。
それが勝ち続けるチームを作る要因となり、
世界中から尊敬される史上最強の
チームである所以です。
こういう話をすると、
なんだか「品性」って
特別な人に備わっているもの…
と感じるかもしれませんが、
そんなことはありません。
「品性」って結局は、自分自身のことです。
だから、品性を養いたいと思えば、
いますぐに始められます。
「自分は何者か?」と自問すればいいんです。
自分にできることは何か?
自分にできないことは何か?
目標のために今すべきことは何か?
と問い続けていくのです。
できることが何かを再認識できれば、
家族や職場でどのように役立てられるか分かります。
できないことが何か気づけば、
できる人への尊敬の念が湧きますし、
助けてくれる人へ感謝するようになり、
謙虚さを身につけられます。
今すべきことが何かが分かれば、あとはやるだけ。
迷いはなくなります。
これを続けていれば、
プライドや自信、そして謙虚さの備わった
「品性」が自然と養われていくと思いませんか?
と、簡単に言ってますが、今一番、
「そうかぁ!」と思っているのは
私自身かもしれません(笑)
PS.
「自分は何者か?」と問うとき、
カラダのしくみ…特に「免疫」について
知っておくことは、大いに役立ちますよ
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/PZTX5EN9/1234567890/1234567890
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◎編集後記
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言われてうれしいほめ言葉
若い頃はやさしいとか、かわいい、楽しいとか、
そういう言葉が嬉しかったですが
(今もとっても嬉しいですが)
年齢を重ねて…
「品がある」っていうのは
最上級のほめ言葉だなと
思うようになりました。
ー 三浦とも子