FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
「ととの」える、という漢字には
整える
調える
と大きく2つありますが、
たとえば「思考の柱をととのえる」
に漢字を当てる場合、
整理整頓の「整える」では、
いま手元にあって
雑多になっている情報群を
分類し、取捨選択し、
カテゴライズして、
いわば「平面上」に一望できるように
片づけてゆく、といったイメージになります。
※ ※ ※
一方、「調える」とする場合、
これは生け花をイメージした方が
わかりやすいでしょう。
作品としての調和があり、
全体にテーマがあって枝葉は、
その全体テーマに則っている。
枝や葉っぱがいかにきれいだろうと、
それは枝葉。
全体の調和を乱さないためには
切って捨てられます。
おのずと、調えるには
「立体的」な調和美が醸し出されます。
断捨離のやましたひでこ先生が
よくおっしゃる「ととのえる」は、
まさしく「調える」。
立体的な空間美なんだな、
と、いつも考えさせられます。
※ ※ ※
さて、思考の柱とは、
人生経験そのもので作られてゆく
「生け花」のようなもの。
立体的で、しかも動的に成長し、
現在進行形で姿かたちを変えてゆくもの。
この立体的調和性を彩る
知識や情報群は、もちろんたくさん
あった方がよいけど、
母屋をつぶすほどにならないように、
ときに、情報群は枝葉末節なのだ、
と「伐採」してやることも必要です。
いま、
その伐採を、調和性をもってする
基準の力(=思考の柱)が
問われているのだろうと思います。
僕は、健康・癒し関係分野においては
相当量の情報に触れてきた自負があります。
もしも、あなたにこの分野において
思考の柱をつくりたいと思うなら、
ぜひこちらを。6月に開講いたします。
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◎編集後記
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昔、千利休が客人をもてなす際、
部屋の1輪の花を際だたせるために
茶室から見える庭の花を全部
切り取ったっていう、
こだわりを聞いた時にも感じたのですが、
柱となるものが決まれば、
自然と要るもの要らないものが決まり、
要らないものは「伐採」するほうが
結果的に柱が際立ち、風情や
美しさが出るものだと思っています。
調える生き方、心がけたいですね♪
ー 剱 悠子
PS
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