FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
「迷い」は分解すると、
シンニョウに、米。
右の部首、「米」は、「マイ」と読み、
もともとは「昧」だったという説があります。
・曖昧(あいまい)
・無知蒙昧(むちもうまい)
という単語が示すように
昧とは、
・暗いこと、
・はっきりしないこと、
・すっきり明瞭ではないこと。
人生という道を照らす
「知」や「理」を知らず、
暗い道を通っている、というのが、
「迷い」という言葉の本義だそうです。
ほー。
※ ※ ※
しかし一方、「昧」を使った言葉に
三昧(ざんまい)があります。
ざんまいは、Samadhi(サマーディ)
の当て字とされていますが、サマーディとは、
精神集中が深まりきった状態
のことを指します。
インドの瞑想の中で生まれた概念で、
仏教だけでなく、ヒンドゥー教やヨーガの
用語としても、よく出てきます。
昧は、
ひとつだけなら、迷いですが、
三つそろえば、深い集中と精神に安定が
もたらされるのです。
面白いですね。
何事も極めれば、
陰極まって陽となすというわけです。
※ ※ ※
迷いも、とことんまで迷えば
いつかそれは、涅槃の心境へ。
真言密教では、
理趣三昧(りしゅざんまい)という
法要を行ないます。
理趣経の読経三昧です。
真言密教には、
迷いを究め、
その迷いを迷いでなくする法が。
今度、10月4日(火)、
東京・品川駅すぐにて
「心の迷いを滅する密教学セミナー」
を開催します。
「空海に学ぶ、密教臨床心理学」
講師)聖路加国際病院リエゾンセンター長
保坂隆先生
「空海に学ぶ、密教人生経営学」
講師)指宿のがん陽子線治療センター
メディポリス財団理事長の
永田良一先生
お二人とも医師、実業家でありながら、
密教学修士、高野山大学の客員教授を
務める大先生です。
おのころ心平解説ナビゲート付き。
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こんなに人気があるとは・・・。
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◎編集後記
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漢字や言葉って、
成り立ちや語源を調べると
おもしろい発見や意外なことが
分かったりしますよね。
人生三昧できるように
いろいろな分野のお話を聞くのも
視野が広がっていいですね♪
ー 剱 悠子
PS
カラダからの声を聞くのも
人生三昧には必要です
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