FROM 室谷真由美
おはようございます。
モデル・ビューティーフード研究家 室谷真由美です。
パーソナル健康学は今日で2回目の登場です。
今日は、
私の食改善のきっかけとなり、
人生を大きく変えた
「マクロビオティック」について
お話しさせていただきます。
* * *
マクロビオティックとは?
一言ではご説明できないほど、
奥が深い学問になりますが、
一般的にはマクロビオティックという
食事法として認識されているかと思います。
マクロビオティックの語源は
古代ギリシャ時代、西洋医学の父と
呼ばれたヒポクラテスが使った
「マクロビオス」に由来しますが、
マクロ・・・偉大な
ビオ・・・生命
ティック・・・術、方法、論
と訳されるところから
「長寿法」とか「生活法」などとも言えます。
生きていくことは、
生活そのものですが、
生きるということは食べること。
私たちは、食べ物から
命をいただいて生かされていると考えます。
ですから、食べ物に
どれだけの生命力があるか、
エネルギーがあるか、
を大事にして食材を選びます。
* * *
マクロビオティックには
2つの大事なキーワードがあります。
「身土不二」と「一物全体」
「身土不二」とは、
私たちも自然界の一部であり、
自然界と調和をとって生きていくことが
本来の姿であり、生き方です。
ですから、自然環境と
仲良く過ごしていくことが
身体がもっとも快適に
過ごせる状態になります。
それが、地産地消であり、
住んでいる土地のものを
いただくことにつながっていきます。
その土地に育つものは、
その土地で生活しやすい
体温調整をしてくれる食べ物。
その土地のもつエネルギーバランスを
食べ物から取り入れることが
できるからこそ、調和がとれていきます。
温帯性気候の日本に住む私たちが、
亜熱帯気候で育つ南国のフルーツなどを
年中食べていれば、身体を
冷やしてしまうのは当たり前ですよね。
病気にならない生き方は
「身体を冷やさないこと」は、
みなさんもよくご存知でしょう。
* * *
そして「一物全体」は、
” 皮ごと丸ごと食べましょう ”
というホールフーズの考えです。
生命力をいただくという観点で
考えると、例えば人参。
人参のバランス、生命力を
丸ごといただくには、
皮も葉っぱも丸ごと食べると、
人参の持っている栄養も、命も
いただくことができますが、
皮をむいて、一部分だけを食べても、
皮に一番栄養が詰まっているので、
生命力も栄養も取り去ってしまっています。
お米の生命力をいただくには
どうしたらいいでしょう?
生命力とは、
次なる命を宿るエネルギーを
持っているものですから、
お米の種を食べることです。
お米の種は「玄米」。
それこそが一物全体です。
玄米はお水につけておくと発芽します。
そして稲穂となり、たくさんのお米を
実らせる生命力を持っています。
一粒万倍という言葉がありますが、
あんなに小さな1粒のお米が、
何百も何千粒も増やせる
生命力・エネルギーを持っているのです。
その粒を、一度の食事で
たくさんいただけるのは玄米だけです。
機械が作ったもの、
もともと自然界にはない人工的なもの、
化学物質、食品添加物、薬などなど・・・
身体では分解できないものを
摂取してしまうから、それが蓄積されて
私たちは病気になるわけです。
* * *
食べるとは「人に良い」と書きますが、
身体が喜ぶものを選ぶことこそが、
本来の食事です。
その食事の大切さを教えてくれるのが
マクロビオティックです。
いかがでしたでしょうか?
今回は、少し難しいお話になりましたが
次回は、マクロビオティックの良さから、
私が提唱している「ビューティーフード」
についてもお伝えさせていただきます。
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◎編集後記
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先日まで、室谷さんに聞きたいことを
アンケートでお聞きしていました。
たくさんの方にお答えいただき
ありがとうございます!!!
私も実はそうだったんですが、
マクロビオティックって
「聞いたことがない」
「聞いたことはあるけどよく分からない」
と言う方が、53%もいらっしゃいました。
今日の室谷さんのお話で
マクロビオティックの大切にしている
価値観のようなものが少しでも
伝われば嬉しいです♪
ー 剱 悠子
PS
「何を食べるか?」も重要ですが、
カラダの消化能力や仕組みについて
意識を向けることもとっても重要です。
あなたの健康を支える食べ方について
おのころ心平から学べる1日を体験してくださいね