FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
はら=肚。
私たちのカラダは
おなかの中心に、
太陽神経叢=腹腔神経節
という自律神経の中枢を
備えていますが、
私たちは周囲の状況を、
先に、この「肚」で感知し、
その後で、脳で価値判断処理をしています。
つまり、
好きか嫌いかという判断は
脳より先に、あなたはすでに
おなかで行っているのです。
※ ※ ※
この感知能力を
おろそかにしていると
やがて自分の好き嫌いや
価値判断基準がわからなくなり、
考えるのが面倒になって
決定事項を先送りしたり
責任転嫁や大切なことを
人任せにしたりして、
本来の自ら問題解決する
能力が下がってしまうことになります。
※ ※ ※
肚の決断力を
向上させる方法。
それは、まずは食事です。
今日は、はっきりと、
好きなものを食べましょう。
頭で考えるのではなく、
肚で感じるのです。
何かを食べたい、
とイメージして
じわーと唾液が広がったり、
おなかにじわーとした温かみを
感じたなら、
それは本当に
「あなたの好き」です。
※ ※ ※
頭であれこれ考える前の
素直な感覚を大事にしましょう。
そして、その食事や食べ物を
いつもの1.5倍くらいの
長さの時間をかけて、
食べてみましょう。
必然的に、いつもよりよく噛み、
ごくんと飲み込んでしまわずに、
口中にしばらく噛みながら
置いておきましょう。
いつもよりだいぶ食べ物が
溶けた感を感じたら、
はじめて飲み込みます。
※ ※ ※
よく噛み消化力を上げることは
自分の肚での決断力を
向上させることにつながります。
くよくよと後悔して
自責や他責の念で
いっぱいになるパターンから
はっきりと自らの価値判断で
決めることができる生活に
移行しましょう。
消化力アップ習慣は、
心理的にも
必要以上に落ち込むことはなく
その体験から何を学べるかを見つけ出し
今後に生かしていこうという姿勢に
切り替え、解決能力を上げていきます。
今年はぜひ、この習慣、
身につけてくださいね!
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◎編集後記
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もしも、今よりさらに良い人生、
充実した生活を送りたいと思うなら、
今までとは違った視点で物事を見たり
体験したりして新しい発見をしないと
今までどおりのままですよね。
カラダからココロや思考への
アプローチという意味では、
食事はとても大切で
外せないポイントです。
今日は本当に好きなものを
たくさん噛んで、
じっくり味わいながら
食べてみてくださいね。
ー 剱 悠子