FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
副腎皮質ホルモン…、
皆さんもよくご存知の、
別名、ステロイドホルモン。
「ステロイドは恐い!」
と言われますけど、
僕は、
「使い方」の問題ではないか
と考えています。
※ ※ ※
誤解を恐れず言えば、
少しずつ徐々に使う…
じつは、これがいちばん
よくないのではないか…と。
アトピー性皮膚炎の
クライアントさんは
何百人、カウンセリングさせて
いただいたかわかりません。
じつは、うちの子供も
幼少のころアトピーだったもので、
ステロイドは使うときは、
一気にお世話になって、
【やめ時の目測】を、
しっかり立てて
使い始める方が有効なのでは…?
というのが、
僕の考え方です。
※ ※ ※
もちろん、
使うステロイドの種類によります。
ダイアコート、
ザルックス、
デルモベート、
ジフラールなどが出てきたら
よくよく相談が必要でしょう。
(基本、これらは強力すぎて
子供には使われません)
抗がん剤でもそうですが、
日本のお医者さんに
適切に処方を指導していくれる
「ストロイド療法専門医」
のような存在が増えてくれれば、
もう少し、この薬への
不信感は減ると思います。
※ ※ ※
そもそも副腎皮質ホルモンとは、
(糖質ステロイドホルモン)
血糖を上昇させ、
炎症を抑える作用や
ストレスに打ち勝つという
作用を持っています。
なので、
この作用を人工的に再現した
「副腎皮質ホルモン剤」が
皮膚炎・リウマチ性関節炎・
ぜんそくなどの治療に
用いられるわけです。
その劇的な効果は、
初めて使った人なら
誰でも虜(とりこ)にしてしまうほど…。
※ ※ ※
でもね、よく考えると、
私たちのカラダには、
こういう劇的な
抗炎症作用を持つ
副腎がいつも働いてくれている、
ってことなんです。
カラダのミラクルを知ろう!
明日までの限定追加募集。
6月18日OSAKA
1DAY生理学講座
―おのころ心平
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◎編集後記
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私の母は薬が嫌いで、
この薬は使いたくない
とよく言うのですが、
理由を聞いてみると・・・
何となくだったり、
知り合いが言っていたからなど
根拠がないものがほとんどでした。
カラダの感覚はもちろん大切にしたいですが、
よくわからない好き嫌いに惑わされると
もったいないねと
母と話をしていました。
ー 三浦とも子