FROM 川嶋朗
冷えの原因は
外的要因だけではありません。
むしろ、緊張やストレスによる
自律神経のアンバランスが、
血管の収縮やめぐりの悪さを
招いているのが現代の冷えです。
ふつうなら多少の緊張やストレスで
交感神経が優位になっても、
気持ちを切り替えたり、
ホッとくつろぐことで
副交感神経優位に切り替わり、
体をゆるめることができるのですが、
冷えて調子が悪いと、それがさらなる
ストレスを招くという悪循環に陥りがちです。
冷えることでやる気が出ず、気が滅入って、
うつうつとしてしまう人も、
冷えによる体の不調が
心の不調にまで進んでしまうのです。
こうなる前に意識的にリラックスし、
副交感神経優位の状態に切り替え、
血行をよくし、
体が温まる状態にすることが大切です。
体を温めれば血管や筋肉の緊張がとけ、
心もゆったりするので、
ストレスを自覚したら、
温めることがとても重要です。
リラックスの方法は人それぞれです。
次回は具体的なリラックスの方法をお伝えします。
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◎編集後記
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入浴をシャワーだけで
済ませてしまうときがあります。
(特に暑くなるこれからの季節は)
今年は夏も
湯船につかって、しっかりと
体を温めてようと思います。
ー三浦とも子