FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
日本を含む東アジアは
「胃がん」が世界一多い地域です。
発症率は北米の7倍。
中でもとくに発症率が高い国が
我が国、日本です。
※ ※ ※
胃がん発症に関与するピロリ菌には、
東アジア型と欧米型があります。
東アジア型の方が
胃がんを起こす力が強いとされています。
ピロリ菌に感染している人の割合は
男性も女性も同じですが、
胃がんは男性に多いです。
喫煙の関与が指摘されています。
ちなみに、十二指腸潰瘍を患った人は
胃がんになりにくい傾向があります。
※ ※ ※
日本人の腸は、
欧米人に比べて2mほども
長くなっています。
これは動物性タンパク質と
脂肪の少ない
食生活が長かった記憶が反映し、
日本人の腸は表面積を大きくし、
吸収する場所を広げて
吸収量を増やすために長くなった
と考えられています。
※ ※ ※
また牛乳などに含まれる乳糖を
分解することができない体質を
「乳糖不耐症」といいますが、
日本人を含む大部分の黄色人種は、
およそ7から9割が
乳糖不耐症とされています。
北欧や西欧の白人に、乳糖不耐症は
1割ちょっとしかいません。
日本人は、成人以降に
牛乳を分解できなくなる人が
きわめて多い、特異な体質となっています。
※ ※ ※
大腸がんは欧米で多いがんですが、
日本でも50年間のうちに約10倍近く
増えています。
特に日本人は、欧米人と比べて
飲酒と喫煙による大腸がんが多い
と考えられています。
こんな情報満載でお送りする
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―おのころ心平
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◎編集後記
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世界をぐっと身近に
感じられるようになりましたが、
それぞれの国や地域の文化も
大切にしたいなと思います。
体質も然り。
私は日本人なので日本人の
体質をもっと勉強したいです。
―三浦とも子