FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
天空には
月と
太陽のほかに、
水星、金星、火星、木星、土星
の五つの「惑星」があり、
これらの7つの天体には
その昔、それぞれの惑星に住む神が、
人の運命を司っていると
考えられていました。
※ ※ ※
星を読むホロスコープは、
ギリシアに伝わって
完成されたものだそうですが、
このとき、
各星が持つ“魔力”の性格が
決められました。
太陽……生命、活力、男性、権威、支配
水星……知性、鋭敏、雄弁、興隆、怜悧
金星……美、優雅、魅力、芸術性、社交性
火星……勢力、勇気、衝動、攻撃、情熱
木星……楽天、寛大、高貴、荘厳、膨張
土星……悲観、自制、着実、制約、収縮
月………感性、感情、受容性、女性、変化
※ ※ ※
このうち月は、いつの時代も
人間の感性や感情と密接な関係があると
考えられていました。
そしてまた、月神は
「不死」のシンボルでした。
古代人にとって、
太陽が地平線の向こうに
隠れてしまった後に
地上をこうこうと
照らしてくれる月は、
まさに救いの神でした。
当時の人間にとって、
闇ほど恐怖を感じたものは
なかったにちがいないですから、
月は、その闇を明るく
切り裂いてくれたわけです。
※ ※ ※
月は満ち欠けを繰り返し、
時にはまったく姿を隠すしますが、
やがて鮮やかによみがえり、
満天を明るく照らします。
古代人にとって、
これはまさに
“死からの復活”であり、
月は命の復活のシンボル、
不老不死のシンボルと
なっていきました。
「月には満ち欠けがあり、
その満ち欠けは、
植物が実ったり、
成熟した後に枯れ果て、
しかし、再び新芽を出して成育していく
サイクルを象徴しているものだ」
と考えられるようになっていきます。
※ ※ ※
月を知ることは、
いのちのリズムをしること。
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―おのころ心平
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◎編集後記
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近くの公園の水場にサギがやってきます。
白くてスラッとした姿は優雅で、
澄んだ気持ちになります。
きれいだな…と思って眺めていたら、
次の瞬間サギが魚を丸呑みしていました。
生物はやっぱり力強いですね。
―三浦とも子